先日小学生の息子あてに、「鹿の巻筆」をプレゼントでいただきました(*^-^*)。習字は学校で習うだけで別に好きではない息子ですが…、その筆の珍しさに大喜び!見た目が綺麗なので実用的な商品では無いかもしれませんが、自分ではなかなか買わないような縁起の良い筆で私も嬉しい☆「鹿の巻筆」について詳しくご紹介したいと思います♪

五色に染められた綺麗な上毛、奈良の伝統工芸士が丁寧に作っている筆

この「鹿の巻筆」を作っているのは、奈良市にある筆専門メーカーの「あかしや」。日本の筆の発祥の地と言われている奈良の地で、1716年に創業。もともと、東大寺や興福寺などの南都七大寺に仕えていた筆職人(筆司)の自宅だったそう。その筆司だった、あかしや喜六が伝統的なつくり方にならって調製したのがこの筆です。↓鹿の巻き筆について、その由来と歴史が書かれた紙が同封されていました。

神の使いである鹿の毛を使ってつくられた「鹿の巻筆」は、昔から奈良の春日大社の祝詞や願文を書くのに使われてきました。近代になってからは広く神事や祝い事に用いられたり、結婚するの際の持参品として選ばれるように。学業の上達や商売繁盛、家運隆盛に良いとされ、縁起の良いものとして重宝されています。

筆の特徴は、カラフルで美しい毛!ベースとなる白い鹿の夏毛に、黄、緑、紫、赤の色の毛が映えています(*´▽`*)。

上部は、筆と同じ5色の飾り紙が付いています。華やか!!

勿体なくてまだおろしていないのですが、太さは私が普段使っている名前用の小筆と同じくらい、毛の長さはちょっと長めです。毛が長い分、書道に慣れてない人には少し使いづらいのかな?でも普段使いというよりは特別な時に使う筆だと思うので、問題ないのかなと思います(*^^)v。

ちなみに、奈良の伝統工芸品として丁寧に作られたものなので、奈良のお土産に最適学業の御守りや文字の上達、という意味もあるので、子どものプレゼントにもおススメです。
もし奈良に訪れる機会があったら、是非この筆を作っている「あかしや」に行ってみたいなと!ショールームがあって、そこで筆づくり体験ができるとのことなので、鹿の巻筆などの珍しい筆をみたり、貴重な体験ができればいいなと思います☆
◎↓「鹿の巻筆」は、ネットからでも購入できますよ♪