私が子供の頃、私を含めて書道を習っている友達はとても多くて、書道は定番かつ人気の習い事の一つでしたが、今は時代の流れもあり、昔よりは習う子どもが減ってきたように思います。大人だと特に機会が無ければ書道をすることなんてありませんし、パソコンが主流の現代、手書きで書くこと自体減っているのは確かです。
でもそれでも私はかつて習っていて良かったと心から思いますし、「特技は?」という質問に対してはいつも「書道」と答えてきました。ここでは改めて書道や手書きの良さ、習字を習っていて良かったと思うことをまとめていきたいと思います。
(上に載せているペン字は、母に教えるために書いたお手本です(*^^*)自宅で通信講座を受ける母のために、毎月1枚だけ書いて、要点を教えてあげています◎)
子どもの頃は賞を貰えることが、大人になったら喜ばれることが嬉しい
子どもの頃習字教室に通っていて良かったことは、字が上達するとともに学校の書初め展で受賞するなど褒められる機会が多くなったことです。私は運動神経や成績が飛びぬけて良かったわけでは無かったため、書道関連のものが表彰されることはとにかく嬉しかった。他にも習い事をいくつかしていましたが、この分野は友達や先生や知らない誰かにも、ふと褒められることが多く、そのたびに誇りに思ったものです(*ノωノ)
学生の間はずっと習字を習っていたおかげで、ある程度の技術を身につけることができました。働くようになり、字が得意であることが少しずつ周りに知ってもらえるようになると、手書きで書く必要のあるものは頼まれることが多くなりました。会社として出すお祝儀袋ひとつであっても、やはり頼られることは嬉しいものです。もちろん個人で出席するお祝儀袋や香典などは、自信をもって字を書けるのは良かったなと今も思っています。
日常的にパソコンを使うことが多いとはいえ、電話の取次ぎメモなど、意外とちょこちょこと手書きの機会はあります。その時、字が下手よりはうまい方が、相手に良い印象を与えるのは言うまでもありません(*^^)v
手書きを書く機会は、結婚して特に多くなります。私の場合、自身の結婚式の招待状や席次表の相手の名前などは、出来る限り筆ペンで一人一人書きました。印字の方が短時間で効率よく作ることができますが、一生に一度のことだったので、気持ちを込めたかった。これは誰かに褒められたいというよりかは、自己満足に近かったと思います(*´ω`)
それから手紙を書くことが多くなりました。年賀状や暑中見舞い、お礼状。夫の代わりに書くこともありますし、子どもがお世話になっている先生に書くこともあります。目上の立場の人には特に丁寧に(笑)。「達筆ね」と褒められて嬉しいというのは、大人になっても変わりません☆あまり会う機会のない人に何か伝える時は、やはり手書きのほうが伝わりやすいと思っています。
大人になって書道を再開して半年。子どもの頃は何となく習っていましたが、今は初めて主体的に学んでいます(*’▽’)。ペンなどで書く普段の字はもちろんなのですが、やっぱり何より筆で書くことは楽しい。書道は「上手」であることを追求するだけではなく、「個性」だったり「楽しさ」だったり自己表現の可能性を広げてくれると感じています♪(参考:書道と習字の違いや、字を学ぶ上での目標についてはこちら)
手書きって何が良いんだろう、字が得意だと何が良いんだろうと疑問に思っている方に、私の経験や考えが伝われば嬉しいです☆
↓子供向け、大人向けの、評判の良い字の練習本を載せておきます♪まずはここから始めてみても…♪(*´▽`*)