日本習字臨書部8月号の課題、条幅課題は楷書の「薦季直表(せんきちょくひょう)」を書くことにしました。毎回練習すると記録としてこのサイトに残していますが、1回目の練習の際はあまりにも出来が良くなかったため、しれ~っと2回目の練習の記録です。初期の楷書と言われる薦季直表。これまで書いたことのない雰囲気の楷書に戸惑いつつ、何とか向き合って書いています…!

 

空間を広くとり、文字の内部を明るく見えるように書いていく

私の場合、条幅課題は一つの課題につき3回くらい練習して月末に提出しています。大体1回目が一番難しいと感じて、徐々に慣れていく感じなのですが、薦季直表はなかなか手強いです。そもそも薦季直表の条幅を書くのが初めてで、お手本を見ても「うーーーーん、これを書くのか…」というテンション(大変に失礼なのは重々承知です)。綺麗で美しい惚れ惚れするような字を臨書するのとは違う、難しさがあります。練習1回目の1枚目。「あれ…これは簡単すぎるのでは?!」と思わせておいて、結局薦季直表の魅力ある点を全く表現できずに撃沈。とてもじゃないですがここに載せられる出来では無かったので、練習2回目で書いた最後のものだけを載せます。

8月号お手本より☆これを条幅課題としてまとめる難しさ(;・∀・)

一番意識したことは、空間のとりかた。何度も指摘されている、文字と文字の間の空間を均等にすることと、文字の中に空気が通り抜けられるような、明るさを意識すること。←線や点を適度に離す、必要以上にくっつけない。「安」「破」はアンバランスで、「王」と「師」の間は空けすぎな感じはありますが、とりあえずギリギリ載せられるものがやっとかけました(;・∀・)。

「墨」2020年4月号より抜粋☆今回の課題の箇所を発見~( *´艸`)

先日薦季直表を調べていたときに、過去の「墨」を読んでいたら、作者の鍾繇のことや薦季直表のことが結構詳しく載っていました。課題となっている箇所が見つけられると、嬉しい!今回の課題箇所は冒頭の方にあったんですね。そして改めてお手本とにらめっこ。絶妙なバランスが凄い。力を入れて丸みを帯びて書くべきところと、力を抜いて空間をしっかり取るべきところを、もっと意識して条幅作品としてまとまりを出したいなと思います…!!

8月号お手本より☆もとの古典から、ここまで整えてお手本にしている本部の先生が凄すぎる…!!

臨書を学び始めて2回目の夏です。去年の夏は、まだ手探り状態でしたが、今年は新しい古典との出会いを楽しんだり、心に余裕ができたような気がします。目指すはA判定!そして昇段試験への切符を手に入れること!自分なりのペースで頑張っていきます(/ω\)。

★今日のおまけ★

緊急事態宣言が出る前に、海に行きました☆海の思い出ができて良かった♪
6歳息子が育てている朝顔(*^^)v。夏らしさ全開ー★

◎完全に個人の買い物ですが、先日Amazonで日傘を買いました(*^^)v↓この一番上の柄違いのもの。かわいくて機能性の高い日傘、最近は本当にたくさんありますね~◎