臨書部5月号の課題、2回目です!(4月号は仕上げにもう一回書きたい…と思いつつ手を付けず(;’∀’))5月は条幅課題に挑戦。前回は道具の準備ができなくて半紙で練習しましたが、今回条幅用の重い文鎮が届いたので(別のお店で買った筆はまだ届いていないのですが…)早速書いてみます(*´з`)☆

半紙とは違う、条幅は全体像を見て書くことが大切

九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんめい)は、書道を学んでいる人はきっと一度は書いたことがある歐陽詢(おうようじゅん)の作品です。臨書ほぼ初心者の私ですが、高校の時に全紙で書いて「なんて難しいんだろう」と衝撃を受けた記憶が。※条幅(半切)は全紙の縦を半分にした大きさ。
そもそも「字は上手に書けばいい」と思っていた私が、臨書の奥深さを知った瞬間でもありました。そんな思い出の九成宮醴泉銘。日本習字のお手本は、拓本ではなく既に正確に臨書されたものがお手本になっているので、臨書に慣れていない人にとってはとても有難い…☆

これをお手本にするのは(私にとって)レベルが高いので…

最後まで仕上げるのは初めて、条幅は15年ぶり、ということを言い訳にさせていただき、まだまだ未熟な作品を公開(;´Д`)。

まだまだこれから何度も練習します…

このサイトに作品をあげるようになって気が付いたのですが、写真に撮ってみると、全体像が見えて改善すべき点がとても分かりやすいです。特に条幅は”全体の印象を大事にする”ことが評価につながるので、これは押さえるべきポイント。

〈見えてきた今回の反省点・今後の課題〉
・九成宮醴泉銘最大の特徴である切れ味が無い、重い
・細く書くべき線(画数が多い文字、力を抜くべき箇所)を更に細く
・文字の形をよく見る 自分のクセと思い込みを捨てる

ちなみに、お手本には文章の意味が書かれていました。「(その水は)正性を(導き養うことができ、)心を清め磨くことのできるものであり、様々な形をありのままにうつし出し、(万物を)潤しはぐぐむ。」…やはりもっと濁りの無い清い線を書かねばなぁ。

解説一つ一つがありがたいです…☆

余談ですが、条幅用の文鎮を用意してやはり良かったです(*‘∀‘)♪今回は日本習字のオンラインショップで購入。私が昔使っていたのはおそらく重さが570gの「画仙紙用文鎮」だったのですが(実家で探したけどこちらも紛失)、今回は重さ970gの「条幅用文鎮」を選びました。この重さ…とても良いです!!安定感があって、ズレない、動かない!!条幅を書く機会が多いのなら重めの文鎮が断然おススメです☆

↓ほぼ同じ重さの文鎮見つけた~◎つまみ付き、持ちやすくて良いですよ♪

 ↓え、こんな可愛い文鎮も見つけた…( *´艸`)800gと意外と程よい重さ♪