10月号条幅課題先日半紙でちょっとだけ孫秋生造像記を書いたことを記しましたが、今回の条幅課題はこの孫秋生造像記を選びました!今月から新登場の古典なので興味をそそられたというのと、楷書は九成宮醴泉銘しか書いてなかったので雰囲気を変えてみたくて(*’▽’)♪結果、とても楽しかった…!!!

自分のクセを取り除いて、古典の色に染まること

お手本の解説には、孫秋生造像記の特徴として「北朝の激しい風土を反映した野性味のある趣の楷書」と書かれていました。鋭く角ばった表情を出すことを意識していても、ついつい、いつもの癖で楷書の基本のやわらかい線が出てしまう。特に私は「ハネ」がダメでした…自分のいつもの癖を除かないと上手く書けません(;^_^A

どっしりした楷書!!デザインされた形…な印象☆

前回書いた半紙の孫秋生造像記。半紙で書くと細かい点の注意が行き届く感じ。条幅だと全体のバランス重視になってしまって、細部まで気が回らないので。上手い下手はともかくとして、半紙は毎回書いた方が良いかもなぁ

古典の特徴をつかむまでは、毎月何枚かは半紙で練習しようかな。

真上から撮ると、粗がはっきり見えてきますね( ̄▽ ̄;)全体的にもっと右上がりに、力を抜く箇所は明確に、シャープで鋭く。次回はこの点に特に注意して練習していこうと思います◎…と色々書いていたら、孫秋生造像記がつまらないという印象になってしまったかもしれませんが、上手く書けていなくてもこの字は楽しかった!!いつもの自分なら書かない、筆の運びと力の入れ方新しい発見をしたような気持ちになれました♪次回も楽しみながら頑張ろう!

全体的にぼってりとしてるけどね…(;”∀”)

◎↓どちらも下巻ですが、下巻の方に孫秋生造像記が載っています。比較的評判が良い本なので参考までに~◎