我が家では、息子が生まれる前から御朱印巡りをしています。数年前から御朱印ブームが起こり、様々な意見があるかと思いますが、神社や寺院に参拝した証として、純粋な気持ちで有難く受け取ることはとても良いことだと思っています(*^^)v。
御朱印は墨書きで書かれることが多いのですが、神社・寺院や書いてくださる方によって書き方は色々あり、個性を感じます。目の前で書いてくださる場合は、その筆の動きにいつも見とれてしまうほど。今回は書の視点から御朱印の魅力をお伝えしたいなと思います☆
(※↑上の御朱印は、数年前に茨城県の雨引観音でいただいたものです(*ノωノ))

書の魅力を目の前で感じられる御朱印 思い出深い世界に一つだけの一冊になる

御朱印をいただく目的は様々だと思います。少し私たちの場合を話すと…、はじめは夫婦で「子どもに恵まれますように」という願いを込めて御朱印巡りを始めました。やみくもに御朱印をいただくのではなく巡礼の”終わり”があるものが良かったことと、関東在住であることから、「坂東三十三観音」の観音巡礼をしてみることに☆

専用の御朱印帳。第一番から第三十三番まで札所順に並んでいるので分かりやすい♪

御朱印帳は、三十三カ所の霊場が分かりやすく書かれた、専用の御朱印帳を最初に訪れた寺院で購入しました。御朱印巡りの途中で幸いにも息子が妊娠、誕生。当初の願いは叶いましたが、「家族が健康で笑顔で過ごせますように」という願いを込めて最後まで巡るつもりです。

チラシ☆この三十三観音も情報紙に載っているのを見て知りました(*’▽’)

御朱印は、神社や寺院によって書き方が変わります。流行のところだと、絵を描いてくれたり、季節限定で内容を変えているところもあるようですが、私は何といってもその「墨書き」に魅力を感じています( *´艸`)。
上手い、下手という視点では無くて、その迷いなく運ばれる筆の動きが見ていてなんとも心地良くて…!!奥の控室で書かれる場合は、書いている様子を見ることができませんが、書いた直後のぬくもりが残るような字は新鮮味があり、いつもあたたかな気持ちで帰路につきます。
私がいただいた御朱印、印象的なものを少しだけ紹介させてください。ただ全て数年前にもらった御朱印なので、書き手の方が変わっている可能性もありますし、現在必ずしも同じような御朱印がもらえるとは限りません。
↓筆一本で書く字。実に勢いが感じられます。同じ筆で太い線も糸のような細い線を書けるなんて、どれだけ書き慣れたら書けるのか。ため息が出るほどの感動。

横浜にある弘明寺観音にていただいた御朱印☆

こちらは一字一字丁寧に書かれています。額縁に入れたいほどの美しく絶妙にとれたバランス。どっしりとした印象を受けます。

宇都宮の大谷観音でいただいた御朱印☆

こちら力強さがあります!伸び伸びとしていて気持ちが良い。この線の強弱は見習いたいほどです。

館山の那古観音でいただいた御朱印☆

素朴さがあり、縦線が強調された独特な空気感があります。同じ御朱印でも印象がガラリと違います。

常陸太田の北向観音でいただいた御朱印☆

こちらは当日御朱印帳を忘れてしまい、白い紙に書いて頂いた後(右)、2年後にまた訪れたので改めて御朱印帳に書いていただきました(左)。少し印象が違うので、違う方が書かれたのかと。書いていただく文字は、世の中に一つだけの”作品”でもあります。
2度もすみません…でも銚子が好きなのでまたお伺いします(^^)

銚子の飯沼観音でいただいた御朱印☆

※御朱印をいただくには御朱印料がかかります(300~500円)。書き手の方がいらっしゃらない場合はいただけないこともありますし、閉まっていることもあります。参拝の証ですので、参拝後にお願いするのが礼儀ですし、感謝の気持ちを込めて受け取りたいものです。

御朱印帳は私が使っているような寺院で購入できるオリジナルのものもありますし、デザイン性に優れたモダンなものも人気があります。本タイプ、じゃばら式のタイプがありますので、使いやすい方を。
いただいた御朱印を見返すと、訪れた時の思い出もよみがえります。デジタル化が進む現代ですが、人が書く文字の魅力を改めて感じられるのが御朱印の魅力の一つでもあるのかなと思っています♪♪

◎↓こんな御朱印帳も見つけました。鬼滅の刃、ミッフィー、コナンΣ(・□・;)?!◎