臨書部4月号、2回目の練習です。家で1人で書いているので、どうも「他の人はどうなんだろう」と気になってしまいます。毎日書いている方は上達も早いし、やっぱり本当に上手。でも私は子どもの頃からそうであったように週に1回がちょうど良いのかな…焦らずじっくり、でもちゃんと続けていく。私のペースで書いていこうと思います(*^^)v

書けば書くほど見えてくるコツ、波磔は筆を回して書く

今回は曹全碑を中心に。書道歴はそこそこの期間やっていたけれど、隷書は最後の数年書いていただけだったのでコツを忘れていましたが、書いているうちに少しずつ思い出しました。(こういうのをここで書く時間があるのなら、その分練習をしろという感じでもありますが(汗)、知識としてまとめていくのも勉強になるし、もしかしたら誰かの役に立つかと思い色々記しておきます(*´з`))

解説文にもありましたが、隷書のポイントとしては、扁平(平べったく書く、右上がりはダメ)が基本中の基本。今回は「高年(”としより”という意味)」という課題。「年」という文字に見られるような「柱となる長い縦画がある場合、重心を揚げて横画を脚長に見せることがある」よう。という訳で、横画の間を詰めるのが大事なんですね。

(解説文、昔は熱心に読まなかったなぁ…もったいない(;’∀’))

横画は、逆筆・蔵鋒(穂先を出さずに丸めて書く)で。そして波磔。「高」の波磔は、筆の動きがお手本に書かれていて分かりやすかった!二画目、最初は穂先がやや左上を向いていたのが、だんだん上を向き、穂先を開かせて太くしていく。なるほど。

まだ固さがあるが、ポイントは押さえて書いた。

もう少しスムーズに書きたい。もっと細い線も出したい。のびやかに波磔を書きたい。これが次回のテーマですかね(;^_^A

隷書ばかり書いていたので、最後に行書の集王聖教序も少しだけ。隷書の後に行書を書くと、伸びやかで気持ちが良い☆ただやはり縦画が揺れてしまう。次回はもう少し枚数を書かなければ。

「千古」は大昔、永遠という意味があります

ちなみに…文字の形をとらえることがなかなかできない時、一度筆をおいて、サインペンで書くようにしています。筆の動きを気にせずに文字の形だけ集中できるのでお勧め。それを下敷きにして何枚か練習すると大きさや形が頭に入ります。これは時々ですが、子ども時からやっていたことです。先生が教えてくれた方法。ふと思い出してやってみました。

サインペンで書くと形が見えてくる

草書も少し書いてみましたが難しい…。今月は行書と隷書の2作品の提出となる感じかなぁ。
コロナで自粛生活が長くなりそうなので、5月号は条幅課題に挑戦しようと考えています。今のうちに足りない道具を買い足しておかなければ!

↓これ…欲しい( *´艸`)!!