日本習字臨書部6月号、条幅課題は九成宮醴泉銘を練習しています。ええっと…最初に言っておきますと前回載せたことと大差ありません(^^;)。正直言って、改善すべき点は認識しているものの、何か上手く書けると別の文字が失敗するという繰り返しになっています(書道の練習あるある)。これで仕上げという訳にはいかないのですが、このまま書いても同じように書いてしまうので、自分の為に意識すべきことをまとめてみました。

九成宮醴泉銘での反省点、次回練習するときの心構えをまとめてみた

●中心線を意識!今回、お手本でも解説されていた「重畳法(ちょうじょうほう)」。今回は最初の「聖」が当てはまります。上部を右上がりに、下部を右寄りに書いて、全体のバランスを保つ書き方です。また書いていて思ったことが、九成宮醴泉銘は右にゆとりをもって書く方がバランスが取れるということ。「徳」はもっと右側を伸び伸びと、「上」も左寄りに、逆に「清」は意識して左に寄りすぎました。
もっと右上がりを意識!「及」は3回出てきますが、全て右上がりがかなり強めに書かれています。もう少し右上がりを意識しても良いかなと。(右上がりと関係ないけど、「及」は一画目と二画目は必ずしもくっつけなくて良いかも。「不即不離」、つかず離れず!!)
●横画、払い 九成宮醴泉銘の基本を押さえるべき!横画は鋭く入筆。伏せずに右上がり。直線的に送筆して収筆の角度は45度よりも立てぎみに払いは軽く突くように入筆。次第に太くしながらまっすぐに、最後は三角形を作るつもりで
◎↓時々参考にしています(*’▽’)!お手本では無くて、手のひらより少し大きめ位の解説本です。ちょっと読みにくいかもですが、とても勉強になります!!

 うーーーん、やっぱり九成宮醴泉銘は難しいです!!!書いた後の達成感がまるで感じられない(;・∀・)。今回も作品を載せるのがややためらうくらい上手く書けなかったのですが、しっかり振り返るのも大事かなと思い載せておきます。早く行書とか草書とか隷書が書きた~いw。
◎↓紫陽花の季節になりましたね(*^^)v。雨でうっとうしいですが、少しでも気持ちが晴れやかになりますように♪