日本習字臨書部5月号、半紙課題1回目です(*‘∀‘)。4月には書いていない課題を書きたかったので、今回は王義之の蘭亭序を書くことにしました☆究極の行書と言われる蘭亭序ですが、ちゃんと書くのはこれが初めて。今回も、気づいたことや気をつけたことなどをまとめていきたいと思います♪
古典ごとの表現の違い 力を抜くべきところと入れるべきところ
今回の蘭亭序の課題文字は「天朗」。「空は晴れ…、」という意味です。太めの部分と、細くてシャープに書かれている部分があります。
先日蘭亭序のことを調べるのに高校の教科書「書道Ⅰ」を読んでいたのですが、そこにも同じ字が拡大されて載っていました。こう見るとまたちょっと雰囲気が違います。せっかくなので、この日本語訳を少し。「この日(王義之が蘭亭で曲水の宴を開いた日)、天は晴れて大気は澄み、恵みの風は柔らかに吹きわたっている。」これの「天は晴れ」の部分を今回は書いています☆
書いた順に並べてみました。一番左が最初に書いたもの、中央は2番目、左が最後。(その間にボツになったものもありますが(;´∀`))去年1年間、「墨量が足りない」と返却された作品に書かれ続けていたので、とりあえず最初は墨一杯にしてゆっくり書いています。でもさすがに重々しかったので、力を抜いて書いた結果、こうなりました。もう少し変化をつけた方が良かったなぁ…。今回は作品を書く前に、蘭亭序について色々調べてまとめていたので、スッと蘭亭序の世界に入れたことは良かったです(*ノωノ)w
気分を変えて、鍾繇(しょうよう)の薦季直表(せんきちょくひょう)。初めまして、の古典です(*^^)v。こちらは全体的に太めで、ゆっくりどっしり。
これまで書いてきた楷書とは全く違う表現に驚きです。こちらはしっかり墨をつけて堂々と描く感じ。蘭亭序とは真逆ですね~。これも今後少しずつ練習を重ねていこうと思います(*´▽`*)!
◎筆を下げるのが欲しくて↓コレ、最近狙っています(/ω\)♪油彩用かもだけど、書道にも絶対良さそう~筆をちょっと水につけておくのにも良いし!!下のスタンダードなものも気になってます◎