臨書の勉強を本格的に始めて約1年。このサイトでも臨書で扱う古典が載っている本をちょこちょこ紹介してきました。情報が載っているが難しく堅苦しい本よりも、書を身近に感じられて面白く読み進められる本を集めたいと思い、最近また1冊購入☆
以前買った「マンガ 書の歴史 殷~唐」と同じシリーズが良いなと思い、文庫本の「マンガ『書』の歴史と名作手本 王義之と顔真卿」を買ったのですが…結論から言うと中身がほぼ同じでした(^▽^;)←ネットで買ったので、内容を確認しておらず、気づかなかった~。それでもやっぱり本としてはお勧めしたいと思ったので、「マンガ『書』の歴史と名作手本」について、私なりに詳しくご紹介したいと思います。

「マンガ書の歴史 殷~唐」の文庫化にあたりタイトルなどが変更 一回り小さくなり持ち運びも◎

改めまして…「マンガ『書』の歴史と名作手本」は講談社+α文庫から出ている文庫本です。2004年に刊行された「マンガ 書の歴史 殷~唐」を2009年に文庫化するにあたって、内容を少し編集しなおしたものです。タイトルはパッと見違いますが、内容は大体95%同じです(笑)。
●本の内容は「マンガ 書の歴史 殷~唐」の方に詳しく載せているので、そちらを読んでみてください(=゚ω゚)ノ
◎↓こちらがハードカバーの「マンガ 書の歴史 殷~唐」です!

文庫化されたことによって、とても持ち歩きやすくなりました☆電車などで気軽に読みたいなぁ~という時は、文庫本やっぱり良いですね!私はどちらも読み、どちらとも良く両方お勧めしたいので、(わずかな)違いをまとめておきます。

左が「マンガ 書の歴史」、右が「マンガ『書』の歴史と名作手本」
★小見出しが分かりやすく変更

本文は同じですが、本の中の小見出しが具体的な内容に変わっています。小見出しだけ読んでもなんとなく、その内容が分かるような小見出しなので、スッと頭に入ります(^^)。

左が文庫本。小見出しに筆のマークがついたり、小さいサイズの本ながらも読みやすく変わっています☆

文章もマンガも基本的に変わっていませんが、コラムページができてたり(もともとあった内容で、少し本編から内容がそれた部分をコラムにした感じ)、一部加筆された部分もあります。

右が文庫本。追記されてたコラムのタイトルが「がんばれ!王献之ちゃん」でちょっと笑いました(*ノωノ)。
★釈文(しゃくぶん)が追記され、お手本としても使えるように

本にはたくさん古典が載っていますが、文庫本には釈文(しゃくぶん)が追記されたのが、一番大きな変更点です!※釈文は、読みにくい文(古典の拓本など)を、現代の字体に直したもののこと。この字なんて読むのかな?と思ったときにすぐに確認できるのは良い~♪本のタイトルに「名作手本」という言葉が加わったのは、この釈文があればお手本としても使えるという意味を込めたのかも。ただお手本として使うには、文庫本は小さすぎますが(^▽^;)。名作は網羅しているので、ちょっとした辞典感覚で使うのもいいかもしれません。

右が文庫本。釈文が書いてあるから読める…!!
左が文庫本。でも文庫本は本自体が小さいから、文字が小さくてやや目が疲れる~(;・∀・)

という訳で…
●ハードカバーの「マンガ書の歴史 殷~唐」…拓本などの字が大きく、細かいところが見やすい!
●文庫本の「マンガ『書』の歴史と名作手本」…拓本などの釈文(しゃくぶん)が追記され、読みやすく持ち運びにも良い!
内容は同じと言えど、上記の違いがあるのでそれを考慮して好きな方を選ぶのがお勧めです(*^-^*)。私のように2冊買うのも良いですが(;^_^A!
どちらにせよ、書の歴史が分かりやすく面白くまとめられている本なので、ぜひぜひ読んでみてください

●●追記!!ハードカバーの方に載っていた索引が、文庫本の方に載ってなかったですー(´;ω;`)ウゥゥ。これは結構重要なのでは…!!?

作者とか調べたかったらハードカバーが良いかも…

◎↓こちらは文庫本の「マンガ『書』の歴史と名作手本」です

【参考】
宋から現代にかけての「書の歴史」の本なら、こちらをどうぞ~これはハードカバー版。
◎こっちは文庫本版。