日本習字臨書部、2月号の半紙課題です☆1月号の課題をやってる時にちょろっと書きましたが、今回はしっかり練習。九成宮醴泉銘を書いていきます。書けば書くほどに難しく奥深い。4月から古典が変わってしまうので、九成宮醴泉銘の書き方を今のうちに身につけたいなと思っています♪※斜めに撮ったのは、上手く書けなかったのを誤魔化すためですーー(;´∀`)!

決して完璧な字では無いはずなのに、書いてみると完璧に美しいことが分かる

 

お手本の解説にあったのに、前回意識して書けなかった(というか解説読んでなかった…)「『徒・於・往』にみられるように、横画と縦画が交わる上部の部分が長く突き出して書かれている」という部分を意識。そして私のクセで「聞」が縦長過ぎてしまうので、もう少しゆったりと、縦長になりすぎないよう注意しました。

「昔」が左に寄ってしまう…これも私のクセですΣ(゚д゚lll)

↓これは前回一枚だけ書いたものですが…あれ…。ほぼ変わっていないという事実(´;ω;`)。少しだけ「聞」と「往」のバランスが良くなったくらいか…?半紙課題、今回で仕上げられたらいいな~なんて軽く思っていましたが、どうやらそれは無理のようです。もう一回か頑張って練習します(;^_^A

前回書いたもの。

改めて思うのですが、九成宮醴泉銘って不思議な字だなといつも感じます。人が書いたものがベースなので、完全なものではないし完璧なものでもない(国宝の作品にとても失礼なことを承知の上で…)。高校生の時初めて臨書した時は、これが「楷書の最高傑作」?と少し戸惑いました。でも書けば書くほどに少しずつ九成宮醴泉銘の魅力が分かってきた気がします。「完璧でない」ことが、「完璧に美しい」のかもしれませんね。

2月号お手本より☆左上が原本。九成宮醴泉銘って不思議な魅力があります。

息抜きに一枚だけ書いた石門頌。今月は条幅課題で石門頌をやるので半紙課題としては出さないのですが、ちょっとだけ。条幅課題には全く同じ文字が出てくるので無駄にはなりません(*^^)v↓しかしこう見ると…やはり「きれいに美しく書かないと」という気持ちが前面に出てるのが分かります。綺麗に書くよりも、素朴で味のある字を目指しているのに。難しいですね(*´Д`)

石門頌、もっと趣がある字が書けるようになりたいなぁ。

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