日本習字臨書部6月号、条幅課題の練習1回目です☆5月号の半紙課題で蘭亭序を書きましたが、今月号は条幅で書いてみることにしました。臨書の世界では有名すぎる蘭亭序ですが、私はまだまだ初心者です(;・∀・)。これからたくさん練習して、少しでも、蘭亭序に近づいていければいいなと思います!

1回目の練習は、とりあえず書いてみて、課題を知ること・慣れること

臨書を学び始めて1年ちょっとですが、蘭亭序は今年の春から登場した課題です。その魅力は知識として分かっているつもりですが、いざ書こうとすると、どう書くべきなのかが迷う…。今回は条幅1回目の練習なので、下手でもいいから最後まで書き、お手本とにらめっこしつつ、今回の課題の文字に慣れていくことにしました。

6月号のお手本より☆表情に富んだ字が並んでいます(^^)

↑これは課題部分の蘭亭序の抜粋。ハンコの跡があるので、「八柱第三本(神龍半印本)」が元になっているのでしょう☆(→詳しくは「蘭亭序」の記事で説明しているので参考までに。)いつもならお手本の冊子だけを見るのですが、せっかく有名な蘭亭序なので、書道の教科書を引っ張り出してみました。高校の教科書(去年ネットで買いました♪)ふとした時にパラパラ見るようにしています
↓◎これです!!勉強になるのでめちゃくちゃおススメです~◎

私が高校生の時の教科書も同様でしたが、蘭亭序は書道(臨書)を学ぶなら避けて通れない古典。全文が掲載されているんです♪
教科書「書道Ⅰ」より☆私が高校生だった20年前の教科書にも、これは載っていました!!

課題部分(「齊彭」から「視昔」まで)、見つけました!こうやって見ると、これだけの文を書いたのではなく、あくまでも長い文章の一文だということを再認識宴に集まった親しい仲間と詩をたくさん作り、嬉しくなった王義之が酔っ払いつつも序文を書いたというのが蘭亭序。…眉間にしわを寄せて書くものではありませんね(^▽^;)←私ですw。おだやかに流れるように書かれていて、迷いなくよどみがない…!!糸のように細く書かれた部分もあれば、しっかり墨をつけてどっしり書かれた文字もあります。

教科書「書道Ⅰ」の蘭亭序の課題部分を抜粋☆

条幅課題としてのお手本は、↓こんな感じになっています。蘭亭序の特徴と魅力をとらえつつ、条幅の「作品」としてどうまとめたらいいのか、とても参考になります。今回はとりあえず書いただけなので、次回はもう少し表情をつけて書けるといいなぁ。こういうのもなんですが、蘭亭序、見るよりも書いた方が断然楽しいです( *´艸`)。料理と同じだなぁ。(←突然ですが無類の料理好き。)

6月号のお手本より☆右列と左列、同じ文字数なのに、変化がつけられていますね~

余談ですが、読みやすく面白い書道の本、見つけるとワクワクしちゃいます。今回載せた書道の教科書も、学生時代なんて何とも思っていなかったのに、大人になって自分から書を学ぶ意識をもって読むと本当に面白い♪↓おススメの本、載せておきますね!!
◎↓「書の歴史」マンガと解説文、写真や拓本など、読みやすくて面白い( *´艸`)◎

◎↓書道の青春マンガ!!これはマジでおススメです(*^▽^*)◎