最近、顔真卿の顔氏家廟碑(がんしかびょうひ)を練習しています。唐時代に書かれた楷書ですが、力強くはっきりと書かれた線は独特な魅力があり、どこか温かみも感じる書体です(*^-^*)。今回はこの顔氏家廟碑について、歴史や特徴などをまとめたいと思います! 顔真卿72歳の時の書 顔氏一族 […]
今回は、最近課題で取り組んでいる隷書の「礼器碑(れいきひ)」。細身の線で波磔に鋭さがある、後漢時代の古典です(*^^)v。礼器碑は、乙瑛碑と並んで称される八分隷。隷書のお手本として昔から重視されてきたこの古典は、書道を学ぶ人にとって必ず出会うと言っていい作品かもしれません。今回は […]
日本習字の臨書部で、臨書をちゃんと学び始めて2年と少し。課題は同じ古典を短くて半年、長くて1年、同じ古典に触れています(複数の課題から選ぶ形ですが)。今回ご紹介する「風信帖」は、4月からの課題。空海の書で行草書でゆったりどっしりとした美しい書体です。「風信帖」の歴史、特徴などを詳 […]
今ちょうど臨書部の課題で藤原行成(ふじわらのこうぜい)の「白氏詩巻(はくししかん)」を書いています。代表的な古典しか臨書したことのない私は、伸び伸びとした字体に驚き、とても魅力的に感じています(*’▽’)。平安時代中期に活躍した三跡の一人藤原行成について、 […]
先日「マンガ『日本』書の歴史」という本を購入したことを紹介しましたが、その中に、近代、日本で活躍した芸術書家である「中村不折」の活動や功績について書かれている箇所がありました。中村不折というと、台東区立書道博物館の創始者として知られている人です。かつて画家を目指し、芸術方面に才能 […]
楷書、行書、草書…と学んでいくと出会うのが隷書。私も中学か高校の時に初めて書きましたが、これまでの書体とは違う特徴に驚き、とても面白いと思った書体です(*´▽`*)。今私は臨書を学んでいますが、隷書の古典に出会う度に、隷書の魅力や奥深さを感じています。今回は、知っているようで知ら […]
臨書を本格的に学び始めて1年半たちますが、今年「孔子廟堂碑(こうしびょうどうひ)」を書いていて、こんなにも美しい字があるんだぁと改めて感動しています。臨書を学ぶ人はおそらく最初の方で触れるであろう、初唐の三大家の一人である虞世南の書です。のびやかで、ゆったりとおおらか。この孔子廟 […]
現在私は臨書を学んでいます。今年春からの課題に楷書の「薦季直表」があります。パッと見て「すごく美しい」という訳ではないのですが、じわじわと良さが分かってくるようなあたたかみのある字。王義之も臨書していたというから驚きです(/ω\)!今回はそんな薦季直表の歴史や特徴などを詳しくまと […]
臨書の勉強を本格的に始めて約1年。このサイトでも臨書で扱う古典が載っている本をちょこちょこ紹介してきました。情報が載っているが難しく堅苦しい本よりも、書を身近に感じられて面白く読み進められる本を集めたいと思い、最近また1冊購入☆ 以前買った「マンガ 書の歴史 殷~唐」と同じシリー […]
臨書をそこまで学んでいない人でも、書道を学んでいる人なら「蘭亭序」は知っているかもしれません☆この『究極の行書』と言われている王義之の最高傑作について、今回は歴史やエピソード、文字の特徴などを詳しく紹介したいと思います。本物が残っていない蘭亭序ですが、どの模写が一番近いと言われて […]
クリックすると該当ページに飛びます☆どうかあたたかく見守ってくださいm(__)m《※2022年5月更新》