2024年に生誕180年を迎えた呉昌碩(1844~1927)。石鼓文の臨書をするならば、彼の臨書作品は決して外すことはできません。今回は一生涯かけて石鼓文の臨書をし続けて独自のスタイルを確立した呉昌碩について、紹介したいなと思います! 芸術才能に溢れていた呉昌碩 石鼓文の独自のス […]
紀元前4世紀頃に刻まれたと言われる、中国最古の文字「石鼓文」。長い歴史を感じる文字は、どこか温かみがあって独特の古代の魅力を感じます。書道をやるなら一度は書いてみたい古典の一つ。詳しくまとめておきたいと思います(^^)。 紀元前4世紀頃に石に刻まれた、王の狩りに関する詩文 石鼓文 […]
孫過庭の「書譜(しょふ)」は、中国唐時代の作品。高校の書道の教科書にも掲載されており、臨書は簡単ではないものの、草書学習で好んで選ばれる書です。今回はそんな書譜について、内容と特徴、魅力などをまとめたいと思います☆ (※臨書を学んで4年?程の私ですが、書譜は高段位の課題となってい […]
最近、三跡の一人である小野道風(おののとうふう)の書「屏風土代」を練習しています。下書き(土代)とは思えないほど丁寧で温かみを感じる書体。うねりがある日本独特の書は、書いていて楽しいと感じる人も多いはず(^^)。今回は、小野道風が書いた「屏風土代」について、詳しく紹介したいと思い […]
最近、顔真卿の顔氏家廟碑(がんしかびょうひ)を練習しています。唐時代に書かれた楷書ですが、力強くはっきりと書かれた線は独特な魅力があり、どこか温かみも感じる書体です(*^-^*)。今回はこの顔氏家廟碑について、歴史や特徴などをまとめたいと思います! 顔真卿72歳の時の書 顔氏一族 […]
今回は、最近課題で取り組んでいる隷書の「礼器碑(れいきひ)」。細身の線で波磔に鋭さがある、後漢時代の古典です(*^^)v。礼器碑は、乙瑛碑と並んで称される八分隷。隷書のお手本として昔から重視されてきたこの古典は、書道を学ぶ人にとって必ず出会うと言っていい作品かもしれません。今回は […]
日本習字の臨書部で、臨書をちゃんと学び始めて2年と少し。課題は同じ古典を短くて半年、長くて1年、同じ古典に触れています(複数の課題から選ぶ形ですが)。今回ご紹介する「風信帖」は、4月からの課題。空海の書で行草書でゆったりどっしりとした美しい書体です。「風信帖」の歴史、特徴などを詳 […]
今ちょうど臨書部の課題で藤原行成(ふじわらのこうぜい)の「白氏詩巻(はくししかん)」を書いています。代表的な古典しか臨書したことのない私は、伸び伸びとした字体に驚き、とても魅力的に感じています(*’▽’)。平安時代中期に活躍した三跡の一人藤原行成について、 […]
先日「マンガ『日本』書の歴史」という本を購入したことを紹介しましたが、その中に、近代、日本で活躍した芸術書家である「中村不折」の活動や功績について書かれている箇所がありました。中村不折というと、台東区立書道博物館の創始者として知られている人です。かつて画家を目指し、芸術方面に才能 […]
楷書、行書、草書…と学んでいくと出会うのが隷書。私も中学か高校の時に初めて書きましたが、これまでの書体とは違う特徴に驚き、とても面白いと思った書体です(*´▽`*)。今私は臨書を学んでいますが、隷書の古典に出会う度に、隷書の魅力や奥深さを感じています。今回は、知っているようで知ら […]
クリックすると該当ページに飛びます☆どうかあたたかく見守ってくださいm(__)m《※2023年11月更新》