日本習字臨書部11月号の半紙課題。先月はバタバタしていてあまり練習できなかったのですが、今月はちゃんと頑張ります(…今のところ)(;^_^A!今月も蘭亭序、孔子廟堂碑、白氏詩巻、大盂鼎が課題です。ちょっと荒々しさはありますが、気づいたことなどをまとめたいと思います。
※現在1級(A判定3回取得済)で1月の昇段試験(初段)まで昇段しないため、今月分を提出するかは未定(^▽^;)

蘭亭序、孔子廟堂碑、白氏詩巻、大盂鼎。2日かけて半紙4作品書いてみました

まずは蘭亭序行書課題です。こう見ると、右上がりがやや弱かった印象になってしまった…。できる限り強弱をつけて書いてみましたが、もう少し細い弱くて細い線を書いても良かったかも。特に「楽」、右上がりもよわあったし、勢いも足りなかった。それから蘭亭序の色っぽさというか、くねっとした感じも、もう少し表現したいなと。前回行書の名前を失敗したので、とりあえず名前も合わせて練習中です。

一番左は今月号のお手本。まん中は最近重宝している「手本蘭亭序」の冊子。並べて書いてます♪

行書で名前を書くとなぜか名前が大きくなってしまう…(´;ω;`)ウゥゥ。名前なんて子どものころから書いてますが、しばらく書いていないと書けなくなってしまうことを改めて実感。(いや…15年以上、行書で名前書いてなかったんですけどね。)1月の昇段試験までに、行書の名前も完璧にしたいです。蘭亭序の名前は行書で書くぞ…!

名前が大きすぎるΣ(゚д゚lll)。そしてアンバランスΣ(゚д゚lll)。

藤原行成の白氏詩巻、行草書です。まだまだ固い!!!「詩」は、もっと流れるように優雅に書きたい、そして「人」のバランスを整えたい。これでも何度か書き直したのですが、改めてお手本と並べて撮ってみると、ダメなところがはっきり見えてきます。行草書なので、なんとなく名前は草書で書きました。名前だけは、やっぱり行書よりも草書の方が書きやすいなぁ。

固い…とにかく固い(;’∀’)

白氏詩巻、10月号からスタートした課題です。うねりが特徴的、「完成された和様の書」と言える書体で、原本、とても美しいです。1月の1級昇段試験には出題されないけれど、そのうち条幅で書いてみたいなぁ。こういう字がのびのび書けたら、実に楽しそうです(*’▽’)!

11月号臨書部お手本より☆一筆書きで書いているような、運筆がキレイ( *´艸`)

慣れない篆書もちょっとだけ。大盂鼎です。「九月」と書いてあります。紀元前の文字とは思えない、ちゃんと今の漢字に通じるものがあって、中国の歴史は本当に奥深いなぁとしみじみ感じます。隷書とは異なる、美しい記号的な曲線と直線の組み合わせ、意外にも結構難しいです。

もうちょっと柔らかく書けたらもっと良かったなぁ~

下の方の↓器の写真が見えますか?高さ1メートル、重さ150キロ以上ある器に掘られた文字が、大盂鼎です。ふむ。

11月号臨書部お手本より☆

最後はお久しぶりの孔子廟堂碑、楷書です。凄くバランスが難しい課題箇所です。一見バランスが悪く、まとまっていないようで…、でも書いてみると不思議とその美しさが分かります。孔子廟堂碑は1月の昇段試験が出ることが決まっているので、手を抜きたくない!

臨書を楽しむシリーズの孔子廟堂碑、凄く分かりやすい本なのでおススメ(´∀`)

ちょっと今月も忙しくなりそうなので、練習の時間をどれだけとれるか微妙なのですが、出来るだけ習字と向き合える時間を作ろうと思っています。頑張るぞー!

◎もう11月。書初めに向けて、書道道具を新調する時期でもありますね~◎