日本習字臨書部3月号の半紙課題藤原行成の白氏詩巻(写真左)と、おまけに書いた虞世南の孔子廟堂碑(写真右)です☆いつもなら条幅課題に時間をかけて、半紙課題はパパっと終わらせているのですが、今回は逆(;´・ω・)。半紙課題に選んだ白氏詩巻がどう書いてもなかなか上手く書けなくて苦戦中です。今回は数か月ぶりに添削された作品が返ってきたので(1月の昇段試験の前より前は、もう昇段することが無く提出していなかったので、添削自体久しぶり)、そちらの振り返りもしたいと思います(*‘∀‘)。

「3月号だから難易度が高い」と自分に言い聞かせてます…

前回練習した時も、ずっと同じことを言っているような気がしますが、白氏詩巻はただの行草書では無くて、一ひねり、ひと工夫が求められる古典だなぁと感じます。繊細さとか、大小とか、太さや細さ。特にうねり!私が書くとどうしても、真面目に書いてしまうというか…上手く力を抜くことができず(>_<)。字だけ見るとそんなに難易度が高く見えないのに、書いてみるとどうもうまくいきません。「上」とか「天」、もう少し軽く軽く書きたい…!これが3月号の壁か!(と自分を慰めています。)仕上げようと思ってましたが、もう1回は練習したいなと思います(;^_^A。

3月号お手本と並べてみると、うーん、未熟さがよく分かります…

息抜きに、孔子廟堂碑。孔子廟堂碑は散々昇段試験で書いてきたので、少なくとも白氏詩巻よりは気持ちが楽にかけます(*ノωノ)。書いたのは1枚だけ~。こちらは提出しません!いや…多分こっち出した方が、昇段する確率は確実に高いんですけどね…。

3月号課題。こちらは遊びで書きましたー。

★先月号、添削されて返ってきました【2月号振り返り】

久しぶりの添削振り返りです!まぁ…そんなには期待してなかったんですが、条幅課題(下の写真右)の評価はB、半紙課題(下の写真左)の評価はA。初段になって初めて提出したものだったので、そもそもA評価は期待してなかったのですが、まさかの半紙は総合評価A(しかも、中身もオールA!)でした!!A評価が3回たまると、次の昇段試験が受けられるんですが…え、また昇段試験?!ちょっとゆっくりさせて…という正直な本音です。←ちょっと図に乗りました。そんな上手くいくはずはない。


●半紙「大盂鼎」総合評価B ★これを書いた時の記事 ←え、ちょっと待て。私コレ一枚しか書いてないかも…笑
配置A、字形A、線質A

コメント・指摘箇所
・「字形を正確に捉え、配置にも注意して仕上げられました」
・足の部分…「筆をたてて運筆しましょう」

●条幅「白氏詩巻」総合評価B ★これを書いた時の記事
配置A、字形B、用筆A、線質B、墨量B
コメント・指摘箇所
・「書き出しは墨量を多く潤った線で」


・『相』の「目」部分…「余白を広くとり大らかに」
・『知』の「口」部分…「筆圧を加え、ゆったりとしたリズムで」
・『一』『酌』…「抑揚を生かして」
・『神』…「ゆったりとしたリズムで」


・「配字を心得、上下・左右を程よくとってまとめています。」
・「朱筆部分を工夫すると、よりゆったり感が増すでしょう」
…予想通りなんですが、「白氏詩巻」だいぶ色々と注意されていました(;゚Д゚)。せっかくなので!これを踏まえて、3月号はもう少し練習できると良いな!!
◎↓寒い日もありますが、もう春ですね~カワイイ和雑貨見つけたので、色々載せておきます(=゚ω゚)ノ