紙が生まれる以前の古代中国において、人々は木や竹を短冊形に削り、そこに文字を書き記されていました。それらを「木簡(もっかん)」「竹簡(ちっかん)」といい、両者合わせて「簡牘(かんとく)」と呼びます。今回はこの「木簡」と「竹簡」について紹介したいと思います(*^^*)。 木簡と竹簡 […]
最近、三跡の一人である小野道風(おののとうふう)の書「屏風土代」を練習しています。下書き(土代)とは思えないほど丁寧で温かみを感じる書体。うねりがある日本独特の書は、書いていて楽しいと感じる人も多いはず(^^)。今回は、小野道風が書いた「屏風土代」について、詳しく紹介したいと思い […]
最近、顔真卿の顔氏家廟碑(がんしかびょうひ)を練習しています。唐時代に書かれた楷書ですが、力強くはっきりと書かれた線は独特な魅力があり、どこか温かみも感じる書体です(*^-^*)。今回はこの顔氏家廟碑について、歴史や特徴などをまとめたいと思います! 顔真卿72歳の時の書 顔氏一族 […]
最近、鄭羲下碑の練習をしています(^^)。鄭道昭が書いた北魏時代の摩崖で、隷書の要素を感じられる楷書です。父を想う鄭道昭の気持ちが伝わってくるような、おおらかで素朴な魅力ある書体は、臨書を学ぶ人は一度は見たことがある書だと思います。鄭羲下碑について、歴史や特徴などをまとめてみまし […]
今回は、最近課題で取り組んでいる隷書の「礼器碑(れいきひ)」。細身の線で波磔に鋭さがある、後漢時代の古典です(*^^)v。礼器碑は、乙瑛碑と並んで称される八分隷。隷書のお手本として昔から重視されてきたこの古典は、書道を学ぶ人にとって必ず出会うと言っていい作品かもしれません。今回は […]
この春から久しぶりに九成宮醴泉銘を書いています☆昇段試験の対策も兼ねて、毎月のお手本以外に良い本は無いかなと思い、評判や口コミが良かった二玄社の「中国法書選」(写真右)と「中国法書ガイド」(写真左:※中古なので表紙のデザインが古いです(^^;))を購入しました。この二玄社のシリー […]
今ちょうど臨書部の課題で藤原行成(ふじわらのこうぜい)の「白氏詩巻(はくししかん)」を書いています。代表的な古典しか臨書したことのない私は、伸び伸びとした字体に驚き、とても魅力的に感じています(*’▽’)。平安時代中期に活躍した三跡の一人藤原行成について、 […]
最近、久しぶりに書道の青春マンガ「とめはねっ!」を読み返しました(^^)。主人公のおばあさん(マンガの後半で、書道部で講師をやる結構重要な役柄)が好きな書家が「良寛」で、ちょこちょこ作品が出てきます。万人が「上手」と思う字ではないのですが、味のある良寛の書は、現在でも多くのファン […]
最近新しく筆を購入しました。新品の筆は大抵、穂がカチコチに固められていますが、昔は筆の正しい下し方が分からずに、無理やりほぐしたこともありました…(;’∀’)。今回はせっかくなので基本にかえって、「新しい筆のおろし方」をご紹介したいと思います!買った時につ […]
以前、中国書道史が分かりやすい「マンガ 書の歴史 殷~唐」という本を紹介しましたが、先日同シリーズの日本バージョン「マンガ『日本』書の歴史」を購入しました(*^-^*)。この前臨書の課題で藤原行成の白氏詩巻を書いて、そういえばこれまで日本の書についての知識がほとんどなかったことに […]
クリックすると該当ページに飛びます☆どうかあたたかく見守ってくださいm(__)m《※2023年11月更新》