日本習字臨書部9月号の課題、条幅課題の行書の蘭亭序です。前回に引き続き練習中!8月号の添削も返ってきたので、今回はそちらに重点を置いて振り返っていきたいと思います。
紙に等間隔で配置するだけで練習が終わる 教科書で該当箇所を確認!
条幅課題で蘭亭序を書くのが久しぶりで、まだうまくつかみ切れていない部分が多々あります(言い訳)。細部を修正するよりも、現段階では、一文字一文字の大きさを調整して、紙に文字を美しく配置して書くことが私の課題です。息抜きに…、高校の教科書(ネットで買った)に蘭亭序が全文載っているので、課題の箇所を探してみました。
該当箇所発見!お手本と同じ文字のはずなのに、こうやって見ると印象が違って見えるのが不思議です。「間」がシュッと見えるし、力の加減がよく分かります。あー、もっと力を抜いても良いのかなぁ。(後述しますが、)8月号の添削では久しぶりに墨量不足の指摘をされてしまったので、太く大きくなりすぎないように意識しつつ、注意して墨を含ませていきたいなと思います。うーん。練習あるのみ!
★先月号、添削されて返ってきました【8月号振り返り】
先日8月号が返ってきました(*^^)v。日本習字の臨書部は1級になると「段位進行表」というのをもらいます。(参考:日本習字の臨書部について)それまでと違って、1級からは、A評価3回取得すると準段位となり昇段試験の受験資格を得ることができます。半紙と条幅、それぞれ進みが違いますが、二つとも準段位にならないと受験できないので、足並みをそろえる必要があります。で、8月号で半紙が3回目のA判定で準初段に!!条幅はB判定だったので、9月号は条幅課題だけを出して、A判定を目指すことにします(それか昇段はしないけど添削だけしてもらうか…。)☆←これ、ややこしいんですよね~漢字部ではこういうルールが無かったので、最初よくわからなかったんですが。臨書部の昇段試験は初なので手探り状態ですが、試験を念頭に入れて、ここでも情報を載せていけたらいいなと思っています(^^)。これを読んでいる誰かの役にも立ちますように♪
【8月号の添削】
●半紙「孔子廟堂碑」総合評価A ★これを書いた時の記事
配置A、字形A、線質B
コメント・指摘箇所
・「字間を美しくとって収められました。落款、『臨』と調和するくずしで名前を書かれると、より良いでしょう」
・「『之』…字形・用筆ともに秀」
・「『妙』…(『少』払い)力は入れず、(『女』払い)指摘あり」
●条幅「薦季直表」総合評価B ★これを書いた時の記事(記事短いけど(;・∀・))
配置A、字形A、用筆B、線質B、墨量B
コメント・指摘箇所
・「題字よく仕上げられています。含墨量は、もう少し多めが良いかと思われます」
・「『破』『王』…(もっと)厚みを」
・「『安』…←「女」の字形 指摘あり」
今回は正直指摘されたところが意外な文字ばかりでした。納得がいかない文字が注意されることはこれまで多々ありましたが、むしろ今回は自信が無かった文字が褒められていてビックリ。一人で書いてばかりだと気づかないことをこうやって教えてくれることはとてもありがたいです。いやー、薦季直表、すっごい難しい(;・∀・)。そして墨量が少ないという指摘、久しぶりにされてしまいました。反省。まだまだこれからも頑張ります☆
◎昇段試験に向けて、↓このあたりの蘭亭序の本を買おうと検討中。買ったら紹介しますね(*´▽`*)◎